最初に算数の話をします。
1を2倍すると2です。
その2を2倍すると4。
さらに、その4を2倍すると8。
…こうやって、2倍を繰り返すとどうなるか。
有名な話ですが、厚さ0.08ミリのコピー紙を半分に折って、また半分に折って、さらに半分に折って、、、と43回折ると、月まで届く。
43回半分に折った紙の厚さは約70万キロ。
ちなみに、地球から月まで約38万キロ。
「届く」とかのレベルじゃない(行き過ぎ)。
テンション上がってきたので、問題出します。
では、コピー紙を100回半分に折ると、どの惑星まで到達するでしょうか??
正解は、問題出しといてあれですが、惑星じゃありません!(私も知らなかった)
地球から一番遠い惑星は、冥王星。
地球から約60億キロ。
100回折られたコピー紙視点では、60億キロ?はぁ?なにそれ?って感じ。
コピー紙を100回半分に折ると、厚さは約1,000垓(がい)キロ。
もう一度言います。約千垓。
一、十、百、千、万、億、兆(ちょう)、京(けい)、垓(がい)、の【垓】。
言い換えれば、厚さ約105億光年。キラーン☆
なお、私たちの「天の川銀河(the Galaxy)」の直径は、約10万光年。
“コピー紙を 100回折ったら 銀河超え”
ちなみに、現実には、紙を半分にくり返し折ることができる限界は、11回か12回らしい(ソース)。
なーんだがっかり。
さて、前置きが長くなりましたが、なんで2倍の話をしたかと言えば、最近読んだ
『1つぶの おこめ ~さんすうの むかしばなし~』(光村教育図書)
という絵本が面白かったから。
算数のひらめきで、けちな王様をこらしめた女の子のお話。
インドの絵本と知って、とても納得したのでした。
面白いので図書館で借りるとかして是非読んでみてね♪
それにしても、2倍の爆発力ってすごい。
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