2013年10月26日土曜日

1つぶのお米の爆発力で銀河を超える

最初に算数の話をします。



1を2倍すると2です。

その2を2倍すると4。

さらに、その4を2倍すると8。

…こうやって、2倍を繰り返すとどうなるか。



有名な話ですが、厚さ0.08ミリのコピー紙を半分に折って、また半分に折って、さらに半分に折って、、、と43回折ると、月まで届く。

43回半分に折った紙の厚さは約70万キロ。

ちなみに、地球から月まで約38万キロ。

「届く」とかのレベルじゃない(行き過ぎ)。



テンション上がってきたので、問題出します。

では、コピー紙を100回半分に折ると、どの惑星まで到達するでしょうか??



正解は、問題出しといてあれですが、惑星じゃありません!(私も知らなかった)



地球から一番遠い惑星は、冥王星。

地球から約60億キロ。


100回折られたコピー紙視点では、60億キロ?はぁ?なにそれ?って感じ。



コピー紙を100回半分に折ると、厚さは約1,000垓(がい)キロ。

もう一度言います。約千垓。

一、十、百、千、万、億、兆(ちょう)、京(けい)、垓(がい)、の【垓】。

言い換えれば、厚さ約105億光年。キラーン☆


なお、私たちの「天の川銀河(the Galaxy)」の直径は、約10万光年。




“コピー紙を 100回折ったら 銀河超え”




ちなみに、現実には、紙を半分にくり返し折ることができる限界は、11回か12回らしい(ソース)。

なーんだがっかり。



さて、前置きが長くなりましたが、なんで2倍の話をしたかと言えば、最近読んだ
『1つぶの おこめ ~さんすうの むかしばなし~』(光村教育図書)
という絵本が面白かったから。

算数のひらめきで、けちな王様をこらしめた女の子のお話。

インドの絵本と知って、とても納得したのでした。

面白いので図書館で借りるとかして是非読んでみてね♪


それにしても、2倍の爆発力ってすごい。

0 件のコメント:

コメントを投稿