2013年10月30日水曜日

落花生がんばる。

今年の5月に、人生で初めて落花生の種を畑に蒔いた。

全部で30粒くらい。

適当に、20センチ間隔で点蒔きしたところ、たった1株だけ芽がでた。
 
長さ2メートルほどの畝に、1つだけ。

生育環境としては、恵まれてなかったのだろう。

けれども、台風にも負けずにすくすくと育ち、

花をつけ、花が地面に潜った。


収穫の10月。

今日、小さな株を掘りおこしてみると、

1センチにも満たない実が10個だけついていた。




塩ゆでにして、殻を剥くと、3~5ミリほどの実が4個。

口に入れて噛むと、ほのかだけれど、ちゃんと落花生の味がした。


落花生の栽培としては、ほとんど食べれなかったから、大失敗。

収穫した時は、「中身あるかな?」と心配した。

でも、小さくても、ちゃんと“落花生”の味がした。

落花生は、がんばって育った。

「育ってくれてありがとう」と強く感じた。

落花生は、当然のことをしただけだ、と素っ気なく言った気がした。

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